桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
構成生薬 : 芍薬(しゃくやく), 甘草(かんぞう), 生姜(しょうきょう), 桂皮(けいひ), 蒼朮(そうじゅつ), 大棗(たいそう), 附子(ぶし)
効果・効能 : 体力虚弱で,汗が出,手足が冷えてこわばり,ときに尿量が少ないものの次の諸症: 関節痛,神経痛
桂枝加朮附湯は、(45)桂枝湯に蒼朮と附子を加えた生薬です。桂枝湯はカゼの初期に用いられる方剤なので、炎症を抑えます。また、附子は体を温めて冷えを改善し、蒼朮は余分な水分を除く働きがあります。 これらにより、冷えにより悪化する関節痛や神経痛に使われるわけです。